よくある質問(FAQ)
故人のデジタルサービスの解約・相続手続きについて、 遺族の方からよくいただく質問をカテゴリ別にまとめました。
最初にすべきこと
手続きの開始時期・優先順位について
Q家族が亡くなった直後、デジタル関連で最初にすべきことは何ですか?
まず携帯電話の契約確認を最優先してください。携帯電話は本人確認や二段階認証の要となるため、すぐに解約すると他のサービスにアクセスできなくなる場合があります。当サイトのトリアージ機能で、緊急度の高い手続きから順に確認できます。
Q手続きにはどのくらいの期間がかかりますか?
サービスにより異なりますが、1件あたり30分〜1時間程度です。全体では、主要なサービス(携帯・銀行・カード等)の手続き完了まで1〜3ヶ月が目安です。当サイトのトリアージ機能で優先順位をつけ、段階的に進めることをお勧めします。
Q故人がどのサービスを契約していたかわかりません。どうすれば調べられますか?
以下の方法で調べられます。①クレジットカードの利用明細を確認(月額課金が見つかります)、②メールの受信箱を検索(「契約」「お支払い」等のキーワード)、③スマートフォンのアプリ一覧を確認、④銀行口座の引き落とし明細を確認。当サイトの「サービス発見」機能も参考にしてください。
Q手続きの順番に決まりはありますか?
法的な順番の決まりはありませんが、実務上の優先順位があります。当サイトでは「24時間以内」「1週間以内」「1ヶ月以内」の3段階のトリアージで優先度を示しています。一般的には、クレジットカード(不正利用防止)→ 携帯電話 → 銀行口座 → 保険 → サブスクリプション の順が推奨されます。
必要書類について
手続きに必要な書類・準備するもの
Q手続きに共通して必要な書類は何ですか?
多くのサービスで共通して必要なのは、①死亡診断書(または死体検案書)のコピー、②故人の戸籍謄本(死亡の記載があるもの)、③届出人の本人確認書類(運転免許証等)、④届出人と故人の関係を証明する書類(戸籍謄本等)です。サービスによっては相続人全員の同意書が必要な場合もあります。
Q死亡診断書は何枚必要ですか?
原本は1通ですが、各種手続きにはコピーで対応可能な場合がほとんどです。念のため10枚以上コピーしておくことをお勧めします。役所に死亡届を提出すると原本は返却されないため、提出前にコピーを取っておいてください。
Q戸籍謄本はどこで取得できますか?
故人の本籍地の市区町村役場で取得できます。本籍地が遠方の場合は郵送での取得も可能です。マイナンバーカードがあれば、コンビニのマルチコピー機でも取得できる自治体があります。手数料は1通450円です。
Q相続放棄をした場合でも解約手続きは必要ですか?
はい、相続放棄をした場合でも、サービスの解約手続き自体は必要です。ただし、相続放棄をした旨を各サービス提供者に伝えることで、未払い料金の支払い義務は免除されます。相続放棄の手続きは死亡を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所で行う必要があります。
携帯電話・スマートフォン
携帯契約の解約・番号の扱い
Q故人の携帯電話はすぐに解約すべきですか?
すぐに解約しないでください。携帯電話番号は多くのサービスの二段階認証に使われているため、先に解約すると他のサービスにログインできなくなる可能性があります。まず他のサービスの認証設定を確認・変更してから、最後に携帯電話を解約するのが安全です。
Q故人のスマートフォンのロックが解除できません。どうすればよいですか?
各キャリアのショップで相談可能ですが、ロック解除の対応はキャリアにより異なります。iPhoneの場合はApple、AndroidはGoogleアカウントの相続手続きを通じて対応できる場合があります。パスワード管理アプリを使用していた場合は、そのサービスの相続手続きも確認してください。
Q故人の電話番号を引き継ぐことはできますか?
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では、一定の条件のもとで電話番号の承継(名義変更)が可能です。手続きにはキャリアショップへの来店が必要で、戸籍謄本等の書類が求められます。格安SIM(MVNO)の場合は承継不可で解約のみとなるケースが多いです。
銀行・クレジットカード・金融
口座凍結・カード解約・保険金請求
Q銀行口座は死亡するとすぐに凍結されますか?
銀行が死亡の事実を知った時点で口座は凍結されます。ただし、銀行が自動的に把握するわけではなく、遺族や関係者からの連絡があって初めて凍結されます。凍結後は相続手続きが完了するまで引き出しができなくなるため、葬儀費用等の支払いが必要な場合は、事前に「仮払い制度」の利用を検討してください。
Qクレジットカードの年会費は返金されますか?
多くのカード会社では、死亡による解約の場合、未使用期間分の年会費を日割りで返金する対応をしています。ただし、カード会社により対応が異なるため、解約時に確認してください。未払い残高がある場合は、相続人に請求されることがあります。
Qネット銀行の口座はどうやって解約しますか?
ネット銀行は店舗がないため、電話またはWebサイトの専用フォームから手続きを開始します。必要書類を郵送で提出する流れが一般的です。ログインパスワードがわからなくても、死亡証明書と本人確認書類があれば手続き可能です。残高は指定の口座に振り込まれます。
Q故人の生命保険を見つける方法はありますか?
生命保険契約照会制度を利用できます。一般社団法人生命保険協会に申請すると、故人が加入していた生命保険会社を調べてもらえます。手数料は1回3,000円です。また、通帳の引き落とし記録やポストに届く保険料の案内も確認してください。
サブスクリプション・月額サービス
定額課金の停止・解約方法
Qサブスクリプションを解約しないとどうなりますか?
解約しない限り、クレジットカードや銀行口座から自動的に引き落としが続きます。カードを解約しても、一部のサービスでは別の請求手段に切り替わる場合があります。できるだけ早く個別のサービスを解約し、その後にカードや口座を閉じるのが確実です。
QApple IDやGoogleアカウントに紐づくサブスクはどう解約しますか?
Apple IDの場合はAppleの「故人のアカウントへのアクセス」手続き、GoogleアカウントはGoogleの「無効なアカウント管理ツール」または相続人からの申請で対応できます。いずれも死亡証明書等の提出が必要です。アカウント内のサブスクリプションは、アカウント削除時に一括で停止されます。
Q動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime等)の解約方法は?
各サービスのカスタマーサポートに連絡し、契約者の死亡を伝えてください。多くの場合、電話またはチャットで手続き可能です。死亡証明書のコピーの提出を求められることがあります。無料期間中であっても、放置すると有料に移行するため、早めの手続きをお勧めします。
SNS・メール・クラウド
アカウントの追悼化・削除・データ取得
Q故人のSNSアカウントは削除すべきですか?
必ずしも削除する必要はありません。Facebookでは「追悼アカウント」として残すことができ、Instagramも同様の機能があります。TwitterはX社に削除申請が可能です。ご遺族の意向と故人の生前の希望を踏まえて判断してください。追悼アカウントにすると、第三者によるログインを防げます。
Q故人のメールやクラウドのデータを取得できますか?
サービスにより対応が異なります。Googleでは「無効なアカウント管理ツール」で事前設定がある場合はデータをダウンロードできます。Appleは「デジタル遺産」プログラムで対応可能です。いずれも法的書類の提出が必要で、裁判所の命令が必要な場合もあります。
Q故人のLINEアカウントはどうなりますか?
LINEには相続や追悼アカウントの仕組みはなく、契約者の死亡が確認された場合はアカウントが削除されます。トーク履歴等のデータの引き渡しは行われていません。故人とのトーク履歴を保存したい場合は、ご自身のLINEからバックアップを取ってください。
電気・ガス・水道・通信
ライフラインの名義変更・解約
Q電気やガスは解約と名義変更のどちらがよいですか?
故人の住居に引き続き住む方がいる場合は名義変更、空き家になる場合は解約です。名義変更は電話一本で比較的簡単にできます。解約する場合は最終の検針と精算が必要です。閉栓の際は立会いが必要な場合があるため、早めに連絡してください。
Qインターネット回線の解約に違約金はかかりますか?
契約者の死亡による解約の場合、多くのプロバイダで違約金は免除されます。死亡証明書の提出が条件となることが一般的です。ただし、レンタル機器(ルーター等)の返却は必要です。未返却の場合は機器代金を請求されることがあります。
当サイトについて
デジタルおくやみナビの利用に関して
Qこのサイトの利用に費用はかかりますか?
いいえ、現在すべての機能を無料でご利用いただけます。ガイドの閲覧、トリアージ機能、サービス検索など、すべて無料です。
Q掲載されている情報はどのくらい正確ですか?
各サービス提供者の公式情報をもとに作成し、定期的に更新しています。ただし、手続き方法や必要書類は変更される場合がありますので、実際の手続き前に各サービスの公式サイトや窓口でも確認されることをお勧めします。
Qデータベースに載っていないサービスの手続きはどうすればよいですか?
当サイトで掲載していないサービスについては、各サービスの公式サイトで「契約者死亡」「相続」「解約」等で検索するか、カスタマーサポートに直接お問い合わせください。今後もデータベースの拡充を進めていきます。
Q個人情報は収集されますか?
当サイトでは、手続きガイドの閲覧にあたり個人情報の入力は不要です。利用状況の分析のために匿名のアクセスデータを収集する場合がありますが、個人を特定する情報は収集しません。詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。
Qアカウント登録は必要ですか?
いいえ、アカウント登録は完全に任意です。すべてのガイド・手続き情報は登録なしで無料でご利用いただけます。アカウントを作成すると、手続きの進捗を保存し、別の端末から続けることができるようになります。
Qアカウントを作成するとどんなメリットがありますか?
アカウント作成のメリットは主に2つです。①手続きの進捗がサーバーに保存され、ブラウザのデータを消去しても失われません。②スマートフォンとパソコンなど、複数の端末間で進捗が自動同期されます。Googleアカウントまたはメールアドレスだけでかんたんに登録できます。
Qアカウントを削除することはできますか?
はい、設定ページからいつでもアカウントを削除できます。アカウント削除時には、保存された進捗データもすべて完全に削除されます。なお、アカウント登録なしでも利用した情報はお使いのブラウザ内のみに保存されているため、ブラウザのデータ消去で削除されます。